こんにちは。リクママです。
今回、ソニー生命のドル建て生命保険を払い済みにしました。その経緯をご紹介します。
ドル建生命保険加入理由
ずばり資産運用です。数年前に「テルママ式」という投資信託の毎月分配金を円建保険より割りのいいドル建保険に流し込み資産を増やすという資産運用?にはまりました。
その時まで毎月分配型投資信託は極悪と思っていたので一度も買ったことがなかったんですよ。多分そのせいです。一度も買ったことがないから買ってみたくなってしまったんですよね。当時、そのテルママ式が凄く盛り上がっていて自分も便乗したくなってしまった。やめたほうがいいと分かっていながら、目先の欲が冷静な自分の声を上回っていました。
「やめたほうがいいって!保険の利率なんてあってないようなもんなんだから、インデックスにしとけ!!!」とわかっていながらですよ(笑)
だってやってみたいんだもん。新しい資産運用方法を試してみたい。ただこの一点のみ。
本来は学資保険に加入する目的でアポイントをとったソニーの担当さんにドル建生保の見積もりをとってもらってサクっと加入することができました。健康でしたしね。
だめとわかっていながら惹かれたその訳は
前述のとおり、テルママ式というのは毎月分配型投資信託を購入して毎月支払われるはずの分配金をドル建保険という器に流し込む資産運用です。
対してインデックス投資とは低コストの投資信託を毎月コツコツ買い、投信の金額が高くても低くても買い、コツコツコツコツ買いまくり地ならしして、右肩上がりの市場経済の恩恵を得るという手法です。(超ザックリ)
ドル建生命保険の利率でインデックス投資したとして計算するとインデックス投資に軍配があがります。
それはもう物凄い差で。それでもテルママ式に主婦や女性が惹きつけられる大きな魅力は、解約返戻金が明確であること、万が一の時は夫や子供に保険金を残すことができることであると思います。
インデックスは投資なので学資として利用する頃にリーマンショック級のショックがきて評価額が下がっていたらどうしようとか、コツコツ貯めたものを老後の資金で崩すタイミングがよくわからないとか、お金の出口がモヤっとしてるのが、インデックスねぇ・・・と思ってしまう大きな理由ではないかと。
解約返戻金が明確であれば、学資保険として確実に増えた金額を当てにできます。学資として使わなくても老後の蓄えにとっておけば寝かせれば寝かせるだけ増えていくのが見積もりを見ればわかります。未来の貯金通帳を見ている感覚ですね。また万が一途中で自分が亡くなった時は、家事に仕事に子育てに四苦八苦するだろう家族達にお金を遺すことで楽をしてもらえるんじゃないかと考える。どちらもお得。損しない。テルママ式いい!というのが惹かれる主婦たちの心理ではないかと思います。
しかし、この数十年規模のいつ使うかわからない壮大な計画の大前提には「ドルは安心。ドルがデフォルトしたら日本経済は終わる。他国も然り。そんなことは世界がさせない」というものがあります。そんな事は誰もわからないし、物凄く頭のいい人達が毎日予想をたてても多分どうにもならないことじゃないかと毎朝モーニングサテライト見ていて思います。まぁ、インデックスにもあてはまることですが、「ドルは絶対安心だからドル建保険に入ろう」という考えは少し危ないのではないかと思います。
テルママ式を3年続けてわかったこと
まず、買った投信が途方もないくらい値崩れして特別分配金しかでなくなりました。さらに毎月分配金が減額されました。
特別分配金なので分配金は貰わず再積立に回し、実入りは0円に。貯金があるのでそこから払ってもいいけど、もうそれは趣旨からはずれているし、加入した頃と今とでは経済状況が大きく変わっているの払い済みにすることにしました。
ソニーの他にもメットライフとジブラルタがあるので、一番パッとしないソニーを切りました。メットライフは来年3月に手元にあるドルで一括支払いをして払い済みにする予定です。ジブラルタはペンディングです。
生活に余裕があって、投信を底で買えて、特別分配金でも保険に流し込み、分配金が減額されても買い足すわよ!という方はテルママ式はお勧めです。わからない事はテルママさんに質問すると気さくに答えてくださいますよ。私もテルママさんみたいになりたかったけど、持ちこたえることができませんでした。ダブルケア1馬力は金がかかって仕方ないのです。
石の上にも3年ならず。。。
ソニー生命の担当さんの反応
理由を話したら、サクっと「わかりました手続きしますね」と言ってもらえました。
駐屯地の生保のおばちゃんのねちっこい足止めにうんざりしている皆さま多いことでしょう。
ソニーは代わりの保険も勧めてきませんし、手続きはwebでポチっとしただけで終わりました。
まとめ
・保険は高コストでも安心感はある
・ドル相場に一喜一憂してると疲れる
・投信は底で買え。でもその底、本当に底なの?
以上3点でした。
読んでいただきありがとうございました♪

コメント
コメントはありません。